  |
|
綿(cotton) 天然繊維>植物繊維
人類と綿の付き合いは5,000年も前から始まっていたと云われています。 肌触りが良く、価格も手頃な為、最も親しまれている素材の一つです。
特徴
着心地が良い 先端が丸みをおびている為肌触りが良く、静電気の発生率も低いので着心地が良い繊維です。
水分の吸収・発散性がある
適度な強度がある 水に濡れた時の方が強くなるので、繰り返し洗濯に耐える事ができます。 洗濯後は、湿った状態で生地を叩いてシワを伸ばしてから干すと後が楽です。
縮みやすい 合成繊維に比べて水に縮みやすく、乾きが遅いです。
シワになりやすい
黄変する 日光に長時間さらすと、黄色くなってしまいます。 |
|
|











|
|
麻 天然繊維>植物繊維
数十種類もある麻の中で、「麻」と品質表示できるのはラミー(苧麻:チョマ)とリネン(亜麻:アマ)の2種類だけと決められています。
特徴
涼感がある 熱伝導性が高く、体温を放熱してくれるので涼感があります。
水分の吸収・発散性がある 汗をかいてもベトつかず、早く乾きます。
適度な強度がある 水に濡れた時の方が強くなります。
シワになりやすい 弾力性が低い為、シワになり易い性質をもっています。 |
|
|
|
絹(silk) 天然繊維>動物繊維
繊維の中で最も美しく、「繊維の女王」とも言われています。
特徴
上品な光沢がある 絹の繊維断面は三角形をしていてプリズム効果を生み、美しい光沢が生じます。
肌さわりが良く、ドレープ性がある
染色性が良い
吸湿性・発散性が良い
燃えにくい 合成繊維は200℃前後で燃焼・溶融しますが、絹の燃焼温度は300〜400℃です。
紫外線をカットする
シワになりやすい 弾力性が低い為、シワになり易い性質をもっています。
摩擦に弱い 特に折り目がついた状態での摩擦に弱く、スレ・毛羽立ちなどが生じ易い繊維です。
黄変・脆化する 日光に長時間さらしたり長期間の保存で、黄色くなったり脆化したりします。 干す時は陰干しにしましょう。
|
|
|
|
ウール(wool) 天然繊維>動物繊維>獣毛
羊の種類は約3,000種あり、その中でメリノ種が衣料用として親しまれています。
特徴
保温性・伸縮性がある 羊毛は縮れていて、毛が絡み合っている為に保温効果・伸縮性に富んでいます。
適度な吸湿性があり、水をはじく
型くずれしにくい 弾力性があり回復力が強い為、型くずれしにくく、シワになりにくいです。
染色性が良い
燃えにくい
ピリング(毛玉)になりやすい
フェルト化する ウールは水分を含んだ状態で摩擦が生じると、繊維が徐々に絡み合い固くなります。 ウール製品は水分を含んだ状態で摩擦を生じさせない事が大切です。 洗濯時はもみ洗いをせず、ソフトな取り扱いを心掛けましょう。 →ウールのニットの洗い方
縮んでしまったら・・・ 裏から軽く引っ張りながら、スチームアイロンで形を整えて下さい。 これである程度は回復しますが、生地が固くなってしまったものは難しいでしょう。
|
|
|
|
モヘヤ(mohair) 天然繊維>動物繊維>獣毛
アンゴラ山羊から採った毛。1頭から採れるのは2kg程度で、貴重な繊維です。
トルコ産は年1回毛刈りの為、毛足が長く、最高級品とされています。
特徴
保温性がある
手触りがよく、柔らかい
絹のような光沢がある
摩擦に弱い
静電気が起きやすい
お手入れ方法
着用後は柔らかいブラシで表面のホコリやゴミを優しく払い、毛並みを揃え、少し風を通して湿気をとります。静電気が起きやすいので、静電気防止スプレーもお勧めです。 また、休養を与える事も大事です。着用後は数日間着用を控えた方が良いでしょう。
|
|
|
|
カシミヤ(cashmere) 天然繊維>動物繊維>獣毛
繊維の宝石とも呼ばれる、最高級の天然素材です。
山岳地帯に生息するカシミヤ山羊の柔毛。 羊はバリカンで毛を採りますが、カシミヤ山羊はクシで毛をすき採って集めます。 1頭のカシミヤ山羊から採れるのはたった150gです。 これはセーター1枚に約4頭、コート1枚に約30頭が必要な計算になります。
特徴
軽くて柔らかい
上品な光沢がある
独特なヌメリ感がある
ピリング(毛玉)になりやすい 高級になる程繊維が細くデリケートになる為、摩擦に弱くなります。
お手入れ方法 着用後は柔らかいブラシで表面のホコリやゴミを優しく払い、毛並みを揃え、少し風を通して湿気をとります。 また、休養を与える事も大事です。着用後は数日間着用を控えた方が良いでしょう。
|
|
|
|
アンゴラ(angora) 天然繊維>動物繊維>獣毛
アンゴラ兎から採った毛をアンゴラと言います。
特徴
軽くて保温性がある 毛の中心が空洞になっている為、軽くて保温性があります。
上品な光沢がある
抜けやすい 繊維の表面が滑らかな為。
ピリング(毛玉)になりやすい 糸の撚りが甘い為、摩擦により毛玉が生じ易くなっています。
お手入れ方法 着用後は柔らかいブラシで表面のホコリやゴミを優しく払い、毛並みを揃え、少し風を通して湿気をとります。 また、休養を与える事も大事です。着用後は数日間着用を控えた方が良いでしょう。
|
|
|
|
レーヨン(rayon) 化学繊維>有機繊維>再生繊維
木材パルプに含まれている繊維質(セルロース)を一度薬品で溶かし、繊維に再生する事から再生繊維と呼ばれています。語源はフランス語の「光」です。
特徴
美しい光沢感
柔らかく、ドレープ性がある
染色性が良い
シワになりやすい
水分に弱い
紙と同じ木材を原料としている為、水分を含むと強度が低下します。
また、縮み、水ジミにも注意が必要です。雨の日の着用は避けましょう
|
|
|
|
ポリノジック(polynosic) 化学繊維>有機繊維>再生繊維
水に弱いレーヨンの短所を改良したものです。
特徴
美しい光沢感
ドレープ性がある
染色性が良い
シワになりやすい
水分に弱い
紙と同じ木材を原料としている為、水分を含むと強度が低下します。
また、縮み、水ジミにも注意が必要です。雨の日の着用は避けましょう
|
|
|
|
ポリエステル(polyester) 化学繊維>有機繊維>合成繊維
代表的な合成繊維で、石油を原料とします。1941年にイギリスで発明されました。
ポリエステル、ナイロン、アクリルが3大合成繊維と称されます。
特徴
軽い
洗濯縮みが少なく、乾燥が速い
熱・変色・虫害に強い
管理が容易です。
シワになりにくい
弾力性がある為、シワになりにくいく、型くずれしません。
|
|
|
|
アクリル(acryl) 化学繊維>有機繊維>合成繊維
石油を原料とする合成繊維です。 同じアクリルでも、短繊維はウール、長繊維はシルクに似た性質を持ちます。 一般に親しまれているのはウールに似た性質をもつ短繊維の方です。
特徴(アクリル短繊維)
保温性がある バルギー性(かさ高)がある為、ふっくらとしていて保温性があります。
染色性が良い
色鮮やかに染まり、色落ちの心配もほとんどありません。
虫害に強い
薬品に強く、カビや虫害を受けにくい為、管理が容易です。
シワになりにくい 弾力性がある為、シワになりにくいです。
軽くて柔らかい ウールやポリエステルよりも軽い素材です。
ピリング(毛玉)になりやすい
静電気が生じやすい
「アクリル」と「アクリル系」 アクリルの原料が85%以上のものをアクリル、35〜85%のものをアクリル系といいます。 アクリル系はアクリルに難燃性が加わったもので、カーテンなどに使用されます。
|
|
|
 |